青苔寺は山号を飯盛山とする臨済宗南禅寺派の禅宗のお寺です。鎮守は青苔寺の上に位置する神明社の神明大明神としています。応永2年(1395)今から約600年前に敕謚法光圓融禅師(峻翁令山)に拠って開創されました。
開基は小俣家とされています。
當寺は先住宗哲和尚が入寺する昭和43年以前、約80年余り無住であった為、境内地の荒廃、また昭和4年の落雷による火災で伽藍、資料の消失などで當寺の記録等は一切残っていませんが、境内外に残存する遺構や遺石、地域に伝わる口伝伝承から由緒ある寺院であった事が伺えます。
先住職は入寺以来、檀信徒と供に当寺の復興と興隆に努めました。
お陰様で伽藍も相成って地域でも大きな寺院となりました。
本堂 --八十坪、間口十間、奥行八間
本尊さま(薬師瑠璃光如来)、開山さま(法光圓融禅師)、
襖絵8面
客殿 -四十六坪
山門-四坪、門口二軒、奥行二軒
美寶観音 -十一面観音像